朝方はひんやりしていても、晴天に恵まれて
20日、穏やかな日和の中
4月度の祖霊祭を無事終えさせて頂きました。
連日のコロナ報道に、さぞうんざりして居られると思いますが
それでも感染予防をキッチリ守っておられる皆様に
ご加護あれかしと
心を込めて、お努めさせて頂きました。
報道によると、インドのガンジス川では
ヒンズー教の大祭でマスクも着けず
大勢の人々が団子になって沐浴する姿が見られ
2日間に1000人以上がコロナに感染したそうで
累計感染者数は1390万人もになっているそうです。
「母なるガンジス川が巡礼者を守って呉れる」と言って居るそうですが
現実問題として、多数の感染者が出ているのを見ると
何が大事か、本末転倒の愚行としか見えません。
コロナの出現は、思い上がって神様の御心から遠ざかりつつある人類に
神様が軌道修正せよとお与えになった、きつい愛の鞭であると思います。
それぞれがわきまえて、慎重の上にも慎重な行動が
求められているのは間違いありません。
教団でも、今は参拝自粛をお願いし
教団行事に参拝者なしの状態が続いておりますが、
神様に守られているから何をしても大丈夫というのは
あまりにも自分勝手な言い分だと思うのです。
「祈りても、なお祈りても、祈りても
祈り足らざる我が祈り」と教祖様は仰っておられました。
教祖様でさえ、これで良しという祈りはないと言われるくらい
奥の深いものだから
簡単に「祈っています」など言えるものではないと悟るべきだと思います。
外出を自粛しましょうと言われて家に居る事が増えて
それで心を病んでいる人もあるそうですが
家に居なければならない時間を頂いた今こそ
多忙を言い訳にして祈る時間を持てなかった人々も
少しでも御神前に座り、神様、御先祖様と向かい合う時を持って頂きたいと思います。
御先祖様も、きっと待ちわびておられると思います。