神戸市東灘区にある宗教法人 日の神教団(ひのかみきょうだん)
日の神教団(ひのかみきょうだん)
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5月 教祖祭

曇り空で風の強い朝方でしたが、
雲の切れ目からは青空が見えて
何とか雨の心配もなく、屋外での教祖祭が出来そうだと期待をもって
13日、教祖祭を迎えました。

この2ヶ月、雨降りを懸念して屋内での教祖祭が続きましたので
清々しい天候の中でのお祭は格別で
これで皆様のお参りがあれば言うこともないのにと残念に思いました。

コロナは相変わらずで、今はワクチン接種で新たな問題が噴出しています。
変異種による急激な感染増加が騒がれ、変異種は従来型より感染力が強いとか、重症化しやすいとか、ワクチンの効果も期待出来ないのではないか等々、専門家の先生たちも意見がまちまちで、何を信じて良いのか、どう考えても素人には分からないことばかりです。

教会にも最近、ワクチンを打った方が良いのかどうかと問い合わせがありますが、副作用に苦しむ事があるとか、持病があると重症化するとか言われると不安になり、打つ事に迷いを感じてしまうのは仕方のない事で、神様にお尋ねしたい気持も分からないではありません。

しかし、これはコロナに限らず、日常の色々な事でも、どちらにしたら善いか迷う事はよくありますが、まずは自分が自分のこととして受け止め、事柄を整理して考えてみる事が必要で、その上で、神様、ご先祖様に自分の思い定めた事を申し述べ、正しきお導き、ご加護をお願いするのが最善であると思います。
 相談する家族があれば、自分の思いを伝え、皆の合意の上で実行に移すようになされば、きっと心強く物事に当たる事が出来ると思います。

私達が今出来る事は、家族一同が油断せず協力し合って、それぞれが出来る限りの感染予防対策を、日々継続していくことだけです。

出かけられないから不自由で淋しいと不満に思うより、出かけられない分の時間を有効に使う事を考えて、「さあ!今日は何をしようか」と前向きな生活を心がけるならば、きっと何か新しい発見があり、一日が楽しいものになるでしょう。

コロナの自粛生活のおかげで、家族と顔を合わせる時間が増えたことを絶好の機会ととらえ、一昔前の、つつましいが家族の団らんを取り戻すような気持ちになってみませんか。

ワクチンを打つか打たないかは一人一人が決めるべきこと。その決断に対して、神様が最善をなして頂けることを信じてまいりましょう。