連日うだるような暑さが続きますが、良い天候に恵まれて
無事8月の感謝祭を執り行う事が出来ました。
いつの頃からか龍神様の池に住み着いた、可愛いらしいモリアオガエルが
時期になると龍神池の木の枝先に、泡状の白いたまごを産み付けますが
今年はいつもより沢山のオタマジャクシが泳いでいるのを見かけます。
また、いつもはそんなに目にする事もなかったセミの抜け殻があちこちに見られ、例年以上にジージーと鳴いているのを聞くと、
人間世界の混乱など関係なく、自然の力強さを改めて感じます。
オリンピックが開催されて、連日熱闘が繰り広げられていますが、
自粛生活の中でのテレビ観戦とはいえ、
選手達の必死の姿は、見る私達に感動と勇気を与えてくれます。
コロナ禍でのオリンピック、パラリンピック開催には賛否両論ありますが、
開催した限りは、日本選手の活躍を応援したいし、1年延期のハードルを乗り越えて頑張るすべての選手達にエールを送り、閉会までの無事を祈らずにはいられません。
国の代表としてオリンピックに出られるほど能力の有る沢山の人の中でも、メダルを取れるのは、ごくわずかですが、
皆、トップを目指して日々努力精進を重ね、檜舞台出場への強い思いがあるからこそ
白熱する競技が生まれるし、沢山の感動の場面を見ることが出来るのだと思います。
人は誰も皆、日の神様のミタマをうけた神の子と教えられていますが、同じ神の子ではあっても、人それぞれに能力が違い、個性の違う人の集まりであるからこそ
助け合い、高め合い、補いあって、豊かなこの世の命を輝かせる事が出来るのだと思います。
「みんな違って、みんな良い」これこそ神様のみ心だと思います。
先にお知らせしましたが、13日から15日の、お盆の自由参拝には、感染予防を厳守頂いて、少人数でのお参りを受け付けますが、
ミタマ大祭には今年もお参り頂くことは叶わず、神職のみのお祭りとなります。
長きにわたる参拝自粛に対して、どうにかしてミタマ大祭の楽しかった雰囲気を懐かしんで頂けないかと考えて、過去のミタマ大祭のビデオを再編集して見て頂きたく、準備をしています。
どうぞ楽しみにお待ちください。