8月　龍神祭

立秋が過ぎて、朝の空気は少しは楽になった感じの気持ちよい朝
8日、龍神祭の日を迎えました。

照りつける日差しはまだまだ暑く、台風の関係もあって不安定な天候が予想されるなかでしたが
晴天に恵まれ、爽やかな風を湖子と翌受けながら、今月は屋外龍神社前で式典を行う事が出来ました。

私達は、何時も何か催しを行う時には、晴れて欲しいと思いますが、
カンカン照りの日が続くと雨が欲しいと、自分の都合で天気に注文を出します。

けれども、自然は雨も晴れも、暑いも寒いも人間の都合に関係なく自然のサイクルで回っているわけで、
結局は私達人間の方が、自然の都合に合わせていかなければならないのは間違いありません。

幾ら科学や技術が発展しても、人間本位で自然を破壊したり、
自然にそぐわないやり方をしたのでは、自然から拒絶されて地球温暖化現象などの大きな問題となっている事が
これまでの様々の災害や事故などを見てもあきらかです。

人間が我が物顔で生活していますが、自然界は神様からの恵みですから、自然を害さず、自然と共に生活させて頂くことに、感謝しなければなりません。

龍神様にとっては、雨降りの方が清めという意味もあって、祝いの時には雨が降るのが自然の形なので、
私達が都合が良いからと屋外での式典のために晴れを望むのは、龍神様に私達の都合を押しつけている形になって申し訳なく思っています。
だから、龍神様は大きなお心で譲歩して下さっているのだと考え、有り難く、感謝の心でお祭を務めさせて頂くのです。

私達にとって、教祖様が不思議なご縁を感じられ、特別に龍神様のお祭りを決心されて今に至ります。
大御力を信じて祈るなら、有り難いご加護を頂戴出来るはず。
有り難いご縁を素直に信じて、本部にお帰りになった時には、龍神様に手を合わせ、お祈りさせて頂きましょう。