９月感謝祭

このところ雨が降ったり曇ったり、日差しはあるのに急な雨に遭ったりと
何とも落ち着かない日が続いておりますが
爽やかな日差しの中、5日、今月もお参りのない感謝祭が行われました。

コロナ感染は日増しに拡大しており
政府や専門家の解説も、何かどうどう巡りをしているようでハッキリせず
菅首相が突然、総裁選には立候補しないと言うなど
コロナの問題はいろんな方面に影響を与えています。

何度も緊急事態宣言や蔓延防止措置などを繰り返すだけで、
どこかでアゝ又かと慣れっこになっているような所もあり
初めから言われているマスク、手洗い、うがい、密を避けるなどの感染防止対策にも緩みが出ているのではないかと、気にかかります。

御高齢の皆様には、2度目のワクチン接種が終わったので安心と思っていたのに
再度感染する事もあるとか、3度目の接種が必要になるとか聞くと
どうしても家に籠もることになって、精神的なストレスとか運動不足に耐えきれず、身体の不調を訴える人も出て来るのは仕方のない事のようです。

今はまだ参拝頂ける状態ではありませんが、
私達神職は、例月の感謝祭などのお祭りには、
参拝頂けない皆様の代表として、背中に皆様の篤き思いを感じながら、お祭をさせて頂いています。

参拝出来なくても、神様が居られなくなった訳では無く、御先祖様も、そして教祖様も間違い無く私達の身近でご守護下さっているのですから
日々のお祈りの中で、その事をしっかりと受け止めて
もたれて安心の気持ちを失ってはならないと思います。

曇り空で太陽が見えなくても、太陽が消えてしまった訳ではないのです。
淋しい、淋しいばかりで自分を追い込んで目をつぶうてしまっていては
神々しい太陽の光を見ることは出来ません。

暖かい神様のみ光が、いつも降り注いでいる事を信じ
神様と共にあることを、感謝して、前向きな気持ちで歩んで参りましょう。