9月　彼岸祖霊祭

晴れたり曇ったりながら、時折日差しもあって
23日、彼岸の祖霊祭を無事行うことが出来ました。

8月のお盆に続く御先祖様のおまつりでしたが
全国より神徒の皆様の篤き思いのこもる供養標読み上げも
祝詞の唱和が終わってもまだ続くような状態で
御先祖様のお喜びもさぞかしと思われて、嬉しい式典となりました。

今はコロナ禍にあって、思う様に瑞宝苑にもお参りが出来ない状態で
家でのお祈りは欠かさず続けておられても
お盆や彼岸の墓参りで御先祖様にご挨拶が出来ないのはちょっと淋しいという感じは皆様お有りのことと思いますので
そんな皆様の思いを代弁して、心を込めて供養標の読み上げをさせて頂きました。

普段でも遠隔地の皆様には、本部にも瑞宝苑にもなかなかお参りは叶わない方も沢山おられますので
そういう皆様にも、供養標に感謝の思いを込めてみ祭に参加頂きたいとの思いがあって
このような方法を取らせて頂いています。

瑞宝苑にお祀りするミタマ様は、成神霊ばかりなので、
私達の日々の祈りは間違いなく届いているのですが
外にも出られず、家に籠もって御神前でお祈りするばかりでは
得てして、日々のお祈りが届いているのだろうかと、不安になるのも仕方ない事と思います。

そんな皆様の思いを少しでも和らげ、お墓参りを実践するのと同じように、供養標に御先祖様への思いを込める事で
日々の御先祖供養に、より確かな祈りの力を感じて頂きたいと思うのです。

コロナウイルスの終息も、まだ時間が掛かりそうで、どのような形で治まるかも分かりませんが、
神様のお計らいを信じて、皆様と共に、祈り続けて行きたいと思います。